カスタムホワイトバランスの設定

ここではカスタムホワイトバランスの設定を行う方法を説明します。

意外と知られていないですが、簡単でしかも、自然な色合いで撮影するためには、非常に有効な方法です。

まずお使いのカメラでカスタムホワイトバランス設定が可能かどうか、確認してください。下の設定はキャノン EOS REBEL T6i の設定ですが、 ホワイトバランスの設定の最後にカスタムと記載されているところがあります。このようにあれば設定できるはずです。

とても便利な機能ですが、マニュアルにあまり詳しく書いていないことが多いです。

EOS のような一眼レフカメラ (DSLR) だけではなく、ソニーのハンディカム CX405 でも設定できましたので、設定可能な場合は多いと思います。

カスタムの設定ができることがわかりましたら、グレー・ホワイトバランスカードと呼ばれるカードが売っていますので、準備してください。

私が使っているのは Lightdow のものです。$7.50 でした (約825円)。

反射率 18% のグレーカードを撮影することで、デジタルカメラが適切にホワイトバランスを決定できる仕組みになっているそうです。

設定法方は簡単です。デジタルカメラの設定メニューから、カスタムホワイトバランスの設定をします。

このとき、設定メニュー内で直接上記のカードを撮影するか、あるいは、あらかじめ上記のカードを撮影しておき、 それを「ホワイトバランスの設定に使う」と指定するか、通常いずれかの方法で設定が可能です。