シャッタースピード

シャッタースピードは イメージセンサーの前にあるシャッターが開いている時間のことです。 シャッタースピードが 0.1 秒なら、イメージセンサーに光が 0.1 秒当たります。

暗いところでは、光をたくさん取り込むために、シャッタースピードを遅くします。例えば、通常夜景を撮影するには、シャッタースピードを長くします。

シャッタースピードが遅いということは、シャッターが開いている間に被写体が動いてしまう、とか、 あるいはカメラを手持ちなら手ぶれの影響が大きく出ることになります。

このため暗い場所で撮影するには、通常は絞りを開けて短い時間でたくさん光を取り込むとか、 ISO 感度を上げることが行われます。

また、夜景で車のヘッドライトとか星が動いている様子を撮影するには、三脚でカメラを固定するなどぶれ対策をした上で、シャッタースピードを普段よりずっと長くするなども行われます。

逆に明るい所では、光が取り込まれ過ぎ (=露出過多) とならないように、シャッタースピードを速くします。

一瞬を切り取るにはシャッタースピードを速く

動いている物体の、一瞬の様子をハッキリ写すにはシャッタースピードを速くします。

シャッタースピードを速くすると取り込まれる光の量が減るので、暗い場所での撮影と同様に、絞りを開ける、ISO 感度を上げるなどの対策が必要になります。