タイムラプス
タイムラプス (timelapse) 動画は、視聴者を惹きつけるのに非常に有効です。いわゆる「つかみ」にとても効果があると言われています。
アメリカの有名 YouTuber のケイシー・ナイスタッド氏も「タイムラプスやドローンはトランジションに非常に有効」として、撮影を勧めています。
タイムラプスとは?
time lapse という言葉はもともと「時間経過」という意味です。
基本的には「早送り動画」です。しかし、通常タイムラプス動画といえば、普通に撮影して単純に何倍速かで再生するのとは違うものを指します。
通常動画は1秒間に 30 フレームで構成されています。タイムラプス動画では、その1コマ1コマをしっかり撮影して動画を作り上げます。
90秒間、1秒毎に写真を撮影すれば 90 枚の写真になります。30枚の写真を使って 1 秒の動画を作るなら、90枚の写真から 3 秒の写真が作れることになります。
結局、90秒を3秒の動画としてみせることになるので、30倍速の動画になります。
1コマ1コマキレイに撮影して動画を作るので、猛スピードで再生しているように見えるのにキレイな動画になる。それがタイムラプスです。
タイムラプス動画対応カメラ
例えばキャノン EOS Kiss X9i は完全なタイムラプス対応機種です。 タイムラプス撮影モードで撮影しおわると、直ちにタイムラプス動画ファイルができあがります。
一方、ある機種では「タイムラプス対応」と書いていますが、撮影でできあがるのはバラバラの静止画です。 撮影されたたくさんの静止画から、自分で動画を作らなければいけないこともあります。
機種によってはこうした違いがあるので、カタログで「タイムラプス対応」と書いてあっても、それがどういう意味なのか、 購入前にしっかり確認しましょう。
タイムラプス対応ではない時の撮影方法
それでは、タイムラプス対応品でないとタイムラプス動画は撮影できないのか?というと、そうではありません。
ポイントとしては、設定したタイマーに従って静止画が撮影できれば、動画にまとめ上げることは可能です。 タイマーで多数の写真を撮影することを「インターバル撮影」といいます。
お持ちのカメラが「インターバル撮影対応」もしくは「インターバルタイマーを接続可能」であれば、撮影可能です。
撮影後、自分で動画ファイルを作成する必要はありますが、とりあえず撮影は可能です。
私は次のタイマーを所有しています。
キャノン EOS Kiss X6i にこちらのタイマーを接続し撮影し、アドビプレミアエレメンツを用いてタイムラプス動画にしています。